ねこのスキンシップの取り方~知らないと怖い動物由来感染症(猫引っかき病)

  • 初めて子猫を飼ったけど、どうやってスキンシップをとればいいの?
  • 撫でてたら引っ掻かれて、腫れてきたけどこれって大丈夫なの?
  • 抱っこしたら嫌がるけど間違ってるのかな?

子猫って可愛いけど、いざスキンシップをとったり抱っこするとなると難しいですよね。

私も、小学生のころ初めて猫を飼ったときは撫で方も抱っこの仕方、力加減も分からず腕によく引っかき傷を作っていました。

猫に引っ掻かれた傷って、なかなか治らないんですよね。

でも、過去に4匹、現在も猫と暮らしていますが慣れていくうちに引っ掻かれることもなくなりました。

この記事では、撫で方や抱っこの基本、知らないと怖い動物由来感染症(猫引っかき病)についてご紹介します。

これから初めて猫を飼おうと思ってる方や、子猫を迎えたかたは参考にしてくださいね。

目次

猫を飼う上で知っておきたいスキンシップの重要性

毎日のスキンシップは、猫と仲良く暮らしていく上で飼い主さんとの絆を深くする、とても大切なことです。

特に子猫のうちに、たくさんスキンシップをとることは飼い主さんとの信頼を深め、子猫の性格にも良い影響を与えてくれます。

逆に子猫のうちに、イヤな思いや怖い思いをしてしまうと心を閉ざしてしまったり凶暴になってしまう可能性もあります。

猫に慣れていない、もしくは、ご家族に慣れていないかたがいて、初めて猫を飼う場合に早めにマスターしておきたいことがあります。

それは、猫の撫で方や、抱っこの仕方を覚えること。

これは、とても重要です。

猫に引っかかれた傷は治りにくいですし、引っかき病という病気もあります。

これから撫で方、抱き方の基本を書いていきますが、ご家族、お子さんがケガしないためにも、力強く抱っこされて猫がストレスを抱えないためにもマスターしていきましょう。

初めて猫を飼うかたは下記の記事も参考にしてくださいね。

猫の撫で方の基本

猫を撫でるときは、おもに頭や耳の周り、ノドなど猫が嫌がらないところを選びます。

猫の見えないところや頭上から、いきなり撫でるのはビックリさせてしまうのでNGです。

撫で方がよく分からないかたは、猫の頭(耳と耳の間あたり)を、まずは指1本で優しく撫でていくと良いですよ。

猫からしたら人間ははるかに大きいので、飼い主に慣れた猫であっても手を近づけると警戒して怯えるような仕草をする場合があります。

そのようなときは優しく声をかけながら撫でるか、腰を低くして人差し指を鼻にそっと近づけてみてください。

これは、猫同士が鼻と鼻を合わせる挨拶の動きを応用したものです。

猫から顔を近づけてくるようなら、少しづつ頭や耳の周りを指1~2本で撫でてみてくださいね。

猫の抱っこの基本

まず、猫は抱っこをイヤがる場合が多いことを前提として覚えておきましょう。

なぜなら猫は、行動を制されることを嫌うため、もし猫を抱っこするならタイミングもとても重要です。

遊びたいとき、眠いときに抱っこされてもイヤですよね。

また、猫は地に足がついていないと不安になるため空中に長い時間、足が浮くのもイヤがります。

いつでも逃げられるように力を入れず優しく抱っこしてあげましょう。

抱っこの仕方としては、片方の手か腕に猫の後ろ足を乗せるように持ち、もう片方の手で優しく抱っこします。

難しい場合は、半分ぐらい体を倒して猫が体の上に乗っかるような状態にしてもいいですね。

抱っこが気持ちいい、嬉しいことと分かったら自分から甘えてきますよ。

知らないと怖い知らないと怖い動物由来感染症(猫引っかき病)とは?

動物由来感染症(猫引っかき病)とは、猫に引っかかれたり噛まれたり、傷のある部分を舐められたあとに発病する病気のこと。

この病気の原因菌は1992年、【バルトネラ・ヘンセラ菌】であることが分かり【バルトネラ症】とも呼ばれています。

この菌は、感染している猫や犬には全く症状がありませんが、18ヶ月以上も感染状態が続くと言われています。

猫引っかき病は、動物由来感染症の一つで動物から人へ移る感染症を表した言葉ですが、人畜共通感染症や、人獣共通感染症、ズーノーシスと呼ぶこともあります。

動物由来感染症(猫引っかき病)の感染経路は?

この菌は、猫から猫へ、ノミを通じて感染していると考えられています。

ノミが感染している猫の血を吸い、ノミの体内に菌が入り、やがて、ノミの体中で増殖した菌は、ノミの糞便中に排泄されます。

その菌を猫が口中や爪に付着させ、猫同士、または猫から人へ傷ついた皮膚を通して感染すると見られていますが、菌を保有するノミから人へ直接、感染したと見られる例もあるようです。

また、人が菌を媒介して他の人へ感染した例もあり、これは、猫とスキンシップをとった幼児が、そのままの手で他の幼児を触ったことが原因とみられています。

ノミが家の中にいると人も噛まれるとめちゃくちゃ痒いですし、非常に面倒なので注意しましょう。

『えっ、ノミってどう対処するの?まさしく今、ノミに困ってるんだけど』というかたは下記の記事を参考にしてくださいね。

病院に連れて行く方法については下記の記事もどうぞ。

日本での猫のバルトネラ菌の保有率

日本では、9%〜15%の猫がバルトネラ菌を保有していると言われています。

気温の高い地域、喧嘩をする機会の多い猫、飼い猫より野良猫など他の猫と接触する機会が多い猫ほど、この菌を保有している可能性が高くなる傾向にあります。

日本で人に感染する確率

人の猫引っかき病の感染率は、国内で全国調査が行われていないため患者数は不明です。

おそらく、全国で年間2万人程度とみられていますが、患者の発生にはノミが増殖する夏から初冬に多いとされていて、猫につくノミの繁殖と関係があるようです。

菌を持つノミが夏頃に増殖し、猫の間で感染を広げていき、人に感染させているとみられています。

人が猫引っかき病に感染したときの症状

自然に治ることが多いですが、治るまで数週間から場合によっては数ヶ月かかることもあります。

おもに症状はリンパ節炎で、猫に傷をつけられたあと、約10日前後から症状が現れます。

  • 手の傷なら脇の下のリンパ節、足の傷なら足の付け根のリンパ節が腫れ上がる。
  • ほとんどの人で微熱が長引き、全身倦怠感や関節痛、吐き気、悪寒、頭痛など。
  • 免疫不全、免疫力が低下している高齢者のかたなどは特に要注意です。
  • まれに突然のけいれんや脳炎などがみられることもある。
  • 重症化して麻痺や脊髄障害などの報告例もあります。

もし感染が疑われる場合はどうしたらいい?

もし、猫や犬に引っかかれたり噛まれたりして、リンパ節が腫れたり微熱が続いたら早急に病院に行き、適切な治療を迅速に受けられるよう猫や犬に接触したことを伝えましょう。

私も昔、野良猫を撫でていて
突然、指を噛まれ2倍ぐらいに真っ赤に腫れたことがあります。

救急で病院に行ったよね。

そうそう、先生が傷を診て
大慌てで検査したり、そんなにおおごと?ってビックリ。

可愛いからと何でも触ろうとするからだよ。
他の人は真似しないでね。

たかが、ミミズ腫れと思っても体調に異変を感じたときは病院で診てもらってくださいね。

猫引っかき病を予防するには

動物と触れ合わない、飼わないのではなく、感染を防ぐために以下のことに気をつけましょう。

  • 飼い猫を放し飼いにしない
  • 定期的にノミがいないか点検する、またノミがいたら早めに駆除する。
  • 食べ物を口移ししたり、共有しない
  • 猫や犬の爪をちゃんと手入れすること
  • 猫や犬を興奮させて噛まれたり、引っかかれたりしないこと
  • 動物と触れ合ったら、その後は必ず石けんで手を洗おう。

噛み癖のある子には、わざとオーバーに痛がってみたり、逆に手を口の中に突っ込んだりして、人を噛まないように教えましょう。

また、噛まれたり引っかかれたりして発病する病気以外にも、ふん尿やマダニを経由して発症するものもあるので注意が必要です。

最後に

今回は、【ねこのスキンシップの取り方~知らないと怖い動物由来感染症(猫引っかき病)】について書いてきました。

参考にしてもらえたら嬉しいです。

それではまた。

SAKURA🌸🍃

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