こんにちは、SAKURA🌸🍃です。
今回は、【猫の脱走】について書きたいと思います。
ほんの一瞬、目を離したスキにいなくなってしまった猫。
一体、どこへ行ってしまったのか、若いときは特に猫は好奇心旺盛なので、外が気になるのかも知れませんが、飼い主さんにしてみれば心配ですよね。
逃げた猫をどこで見つけたのか、どう捕まえたのか実例も踏まえ、参考にしてくださいね。
猫の行動範囲
通常、放し飼いの猫や野良猫の行動範囲は、半径100~500メートル、そのうち大半の猫が100~200メートルとされていて、あまり遠くには行かないといわれています。
そのため、逃げだした猫の場合であっても、猫の行動範囲から見て、そう遠くへは行っていない場合がほとんどです。
また、室内飼いだった猫にとって外の世界は未知なので、恐がって近くに隠れている可能性が高いです。
飼い猫が逃げだしたらどうしたらいい?
猫には、ちゃんと帰巣本能があります。
なので、気が動転していると、見落とす点も多いので、まずは落ち着いて行動してください。
猫が、いつでも帰ってこれるように、ドアや網戸を少し空けておきましょう。
それだけで、ちゃんと帰ってくる場合が多いです。
注意点として、それだけでは心配…というかたは、普段、与えている食事を家の入り口付近に置いておいてもいいですが、近所に野良猫がいる場合は、野良猫が寄り付き、飼い猫が怖がって入れない場合もありますので注意してください。
脱走した猫の探し方
猫の活動時間帯を考えると、日中より早朝~午前中、夕方前後~夜にかけて、行動する可能性があります。
下記の記事も参考にしてみてくださいね。
近所の公園、駐車場などで運良く見つかるときもありますが、ジーッと隠れている場合、そう簡単には見つけられませんよね。
私自身の実例も、猫自身から帰ってきたことを省いて、ご紹介したいと思いますので参考にしてくださいね。
ケース 【 1 】
同じマンションの階違いに隠れているところを、ご近所さんが教えてくれて発見。
ケース 【 2 】
マンションの非常階段の非常ベルの下に隠れているところを、ご近所さんが教えてくれて発見。
ケース 【 3 】
マンションに設置されていた洗濯機の下に隠れているところを発見
ケース 【 4 】
ベランダをつたって、隣のベランダで隠れているところを隣人のかたが教えてくれて発見
私の場合は、ほとんどがご近所さんのご協力が大きかったです。
愛猫が子猫だった頃のハプニング
また、我が家の猫がまだ子猫だった頃、外へ一緒に遊びに行ったときのことです。
ほんの一瞬、目を離した隙に車の下に隠れ、名前を呼んで捕まえようとしたら、そのままエンジンルームの中へ侵入してしまったことがありました。
なんとか、すぐ出てきたので良かったですが、もし気づかないままエンジンをかけていたら…と思うと今でもゾッとします。
また、逆に、よその野良猫(放し飼いの猫?)が何故か家に入り込んでいて、小さなタンスの隙間に隠れているのを発見したこともあります。
目に入る視界にいることは稀です。
本当に、ごく近くの、「こんなところにいないだろう」、「こんなところに入らないだろう」と、見逃しがちな隙間や暗がりにいたりする場合があるので、注意して探してみてくださいね。
震災のときの実体験
阪神・淡路大震災のとき、家が半壊。
家の中は、ガラスや食器の破片などが部屋を埋めつくして靴を履かないと歩けない状態になりました。
幸い、ケージ飼いはしていなかったので安全な場所に隠れている猫を発見。
でも、そのとき、飼っていたもう1匹が行方不明になり、私は外ばかりを熱心に探していました。
数日後、何気なく家の中から外の窓を見たとき、ベランダに置いてあった室外機の裏からこっちを見ている猫に気づきました。
「なんでベランダに猫が??」
一瞬、考え、( ゚∀ ゚)ハッ!と。
なんと、飼っていた猫は、地震と余震が怖くて、声もあげず、ずっとベランダに隠れていたのです。
確かに、震災の直後、ベランダの窓も玄関のドアも大きな揺れのために少し開いていました。
でも、まさかそんなところに隠れているとは思わずに探していなかったのです。
震災後、その猫は、しばらくの間よほど震災が怖かったのか余震が来るたびに押し入れの奥に逃げ込むようになりました。
なので、猫が脱走したら、先入観は捨てて、まず隅々まで近くを探して見てくださいね。
もしかしたら、家の中、家の敷地内のどこかに隠れているかも知れません。
脱走した猫の捕まえ方
いくら飼い猫でも、外にでてしまうと飼い主さんの姿が分からないのか警戒している場合がほとんどです。
なので、追いかけたり捕まえようとすると、警戒心から怖がって逃げだしてしまう可能性があります。
そのため、なるべくゆっくり腰を低くして、できれば目線の高さを合わせて、優しい声で猫の警戒心を緩めてあげてください。
近寄っても大丈夫そうなら、ゆっくり近づき捕獲してもいいですし、威嚇する場合などは、普段、猫が食べている食事や、おやつなどで誘導して、猫が落ち着いてから捕獲してみましょう。
もし見つからないときは、他の人の助けも借りましょう
私も、過去に1度だけ経験がありますが、猫が逃げたまま帰ってこない場合もあります。
ほかの人に飼われた、保護されたなどの可能性もあります。
- ご近所さんに聞いてみる
- 犬を飼っている人が近所にいるなら、写真やビラなどを渡して散歩の途中に見かけたら教えてもらうようにする
- 近くの動物病院にビラを貼らせてもらう
- SNSを利用する
- 警察や保健所に連絡をする
など、できることは早めに試してみましょう。
悪いふうには考えず、諦めず、自分を責めないでくださいね。
最後に
今回は、猫の脱走について書いてきました。
逃げだした猫が、1日でも早く飼い主さんの元へ帰れますように。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。
SAKURA🌸🍃