子猫のトイレのしつけ方。失敗する原因8つと実体験をもとに対策法をご紹介

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こんにちは、SAKURA🌸🍃(@sakura_blog01)です。

女性B

我が家の子猫がなかなか
トイレを覚えてくれず失敗ばかり。
どうしたら決まった場所でしてくれるかな?

トイレをなかなか覚えてくれないと困りますよね。
私も昔、多頭飼いのときに困り果てた経験があります。
そこで今回は子猫のトイレのしつけ方、
失敗する原因8つとこれまでの実体験をもとに対策法について書きますね。

我が家では、最近では2023年2月、野良子猫を保護したのですが、初めはすぐトイレを覚えてくれたのになぜか急に失敗するようになった経験があります。

ですが、思い当たることを改善、気をつけるようにしたところ今ではすっかり決まった場所でしてくれるようになり、安心して過ごせるようになりました。

なので、ぜひ参考にしてくれると嬉しいです。

こんなお悩みのかた向けの記事です。

  1. 子猫に決まった場所でトイレをしてもらう方法が知りたい
  2. 子猫がトイレを失敗する原因を知りたい

結論から言うと、「そもそもなぜ決まった場所でしないのか?」を考える原因があるなら解決する、その上でトイレのサインを見逃さない、子猫が安心してトイレができる環境を用意してあげることが重要なポイントになります。

もし愛猫がトイレに失敗しても叱らないこと。
猫はなぜ叱られているのか理解ができません。
かわいい愛猫のため、改善点を探していきましょう。

本題に入る前に自己紹介させてくださいね。

この記事を書いた人
  • 愛猫家ブロガー
  • 2020/10/02よりWordPress開始
  • 猫・暮らし・ブログ発信中
  • 幼少期から猫好き
  • 猫飼育歴38年
  • 猫以外にこれまで飼っていたペットは犬、文鳥、カメ、淡水魚、海水魚

SAKURA🌸🍃(@sakura_blog01)

我が家の愛猫コーナーもありますので愛猫との生活に興味のあるかたは良かったらご覧くださいね。

目次

そもそも猫がトイレをすぐに覚えるって本当なの?

本当だにゃ、
ぼくたちはすぐトイレを覚えられるよ!
ただ、そのためには飼い主をしつけ…ゴホッ
飼い主さんの協力が必要だにゃ

猫はトイレのしつけが比較的、ラクだと聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。

実際、私が2000年から2022年まで一緒に暮らした愛猫も、生後2ヶ月ぐらいの野良子猫でしたが、ほぼ苦労なくその日のうちにトイレをマスターしてくれました。

でも、猫とともに生活していく上で、トイレは子猫のうちに覚えてもらいたい大切なことなので本当にすぐ覚えてくれるのか不安なかたもいると思います。

初めて猫を飼うかたや、愛猫がなかなかトイレを覚えてくれなかったり急に粗相が始まったら治るのか心配になる気持ちとても分かります。

実際、私も今の愛猫を保護するとき生後8ヶ月ぐらいだったので、すぐに覚えてくれないかも知れない、あちこちで粗相したらどうしよう、など不安もありました。

でも安心してください。
猫はトイレを覚えるのが得意な動物。
なので、一旦「ここがトイレ」と認識さえできれば、大抵は子猫なら早い子でその日のうちに、遅くても大体は1週間ぐらいでマスターしてくれます。

ただ、粗相してしまうのはまだ上手く認識できていない、新しい環境に慣れず緊張している、あるいは間違った場所をトイレと認識してしまった場合もあります。

女性B

え、猫を飼い始めてから
しばらく経った場合は手遅れかな?

大丈夫です。
もし決まった場所でトイレをしない原因があるなら解決してあげることで改善される可能性は十分にあります。
諦めずにやってみましょう。

最初はケージの中で飼うほうがトイレをしつけやすい?いつまでケージが必要?

猫が新しいお家に来たとき、1週間程度ケージの中で過ごしている姿をテレビや動画などで見たことがある方も多いのではないでしょうか。

人との暮らしに慣れていない猫からすれば、落ち着くまでは毎日が緊張と不安の連続。

人からしても、もしケージがなければ、猫がどこに隠れたのか分からなかったり、トイレもどこで粗相するか分からず、間違ったクセをつけてしまう可能性もあります。

その点、ケージの中であればトイレ以外で粗相することがほぼないため覚えやすくなりますし、猫にとっても落ち着ける場所になったりします。

トイレ以外にもケージを設置するメリットは下記のように様々です。

猫は新しい環境であってもケージがあればその中で、様々なことを覚え、身につけ、安心して過ごせるようになります。

  • 寝る
  • 隠れる
  • ご飯を食べたり、お水を飲む
  • トイレをする
  • 病気や避妊、去勢手術をしたときなど安静が必要な場合
  • 安全のため
  • 災害時など、いざというときのために

あとは、上下運動や爪とぎもケージの中にあれば好きなときに爪を研ぐことができます。

子猫のうちからケージに慣れさせておくほうが、いざというとき、あまり猫にストレスをかけさせずに済みます。

なので、ケージを撤去しても捨てる必要はありませんがケージの中での生活はあくまで仮住まい。

猫にとって自由は必要不可欠で長い時間、閉じ込めると運動不足になったり大きなストレスになりますので、ある程度トイレを覚えたらケージを開けていつでも出入りできるようにしてあげましょう。

ただ、ケージから出て生活するようになっても安心はできません。
なぜなら、猫ちゃんの気持ちを汲んであげないと粗相することもあるからです。

子猫がトイレを失敗する原因8つ

子猫がなぜトイレを失敗するのか、考えられる原因について8つにまとめると下記のようになります。

子猫のトイレの失敗、考えられる8つの原因
  • トイレの置き場所に問題がある
  • トイレが気に入らない(猫砂の質やニオイ、高さ、汚れ)
  • トイレのサインを見逃している
  • すでに用を足すのに気に入っている場所(もの)がある
  • ほかに同居しているペットがいる
  • コミュニケーション不足
  • ストレスがたまっている
  • 心や体になにか原因がある場合も
ポイント

読み進めていくと分かると思うのですが、トイレの失敗はいずれも言葉を話せない猫からのメッセージのように感じます。

考えられる原因を詳しく解説しながら子猫のトイレを防ぐための対策法をご紹介していきますので思い当たるフシがある場合は早めにその原因を改善してあげましょう。

実体験をもとに子猫のトイレの失敗を防ぐための対策法をご紹介

トイレの置き場所に問題があるとき

なかなかトイレを覚えてくれない場合は、その場所が気に入らない可能性があります。

猫によっては、シャイだったり静かな場所を好む子もいますよね。

家族が食卓を囲むような場所、テレビのすぐ近くだったり騒がしい場所にトイレを置いていませんか?

猫によっては、人に見られていたり落ち着けない場所だと途中でやめてしまうこともあります。

なので、なかなかトイレを覚えてくれない場合は、あまり人目につかないところなど静かな場所にトイレを置いてあげましょう。

また猫は、キレイ好きなのでニオイがこもらない場所であることも大切です。

なるべくご飯を食べる場所、
寝所から離れた場所なら嬉しいにゃ。

置き場所に問題があるだけなら場所さえ気に入ればそこでするようになります。

トイレが気に入らない(猫砂の種類やニオイ、高さ、汚れ)

猫のトイレの失敗は、急にトイレ本体を変えたりトイレ砂の種類を変えたときなどにも起こる可能性があります。

その時は、旧トイレと新トイレ、どちらも自分のトイレだと認識できるようにニオイのついた砂を少し混ぜておきましょう。

またトイレ砂を変える場合も一気に全部、変えるのではなく半々ぐらいで旧砂と新砂を混ぜてみると使ってもらいやすくなります。

女性B

トイレの場所までは行くのに、
クンクンニオイだけ嗅いでトイレしない場合は?

その状態なら覚えるまで
あと一歩かもしれませんよ。

あと一歩のとき試したいこと

  1. 子猫であれば高さを低くする
  2. トイレを清潔にキレイにしておく
  3. トイレの場所を変えてみる
  4. 猫砂を変えてみる
  5. トイレの数を1つなら2つに増やし、2ヶ所に置いてみる
  6. トイレのニオイがついたものを猫砂の中に埋める

子猫のうちは、まだ上れないかもしれないので高さを低いものにしてみてください。

高さに問題がなければ猫砂の質やニオイが気に入らない場合がありますので、いろんな種類の猫砂を試してみてくださいね。

そもそも、トイレが汚れているから粗相することもありますのでキレイにしておいてあげましょう。

どんなトイレがいいのか分からないかたは以下のレビュー記事も参考にしてみてくださいね。

トイレのサインを見逃している

子猫がトイレのサインをだしているのを見かけたら、トイレに連れて行ってみましょう。

そのまま、そこで用を足してくれればトイレを覚えるのも遅くありません。

トイレのサインを見逃さない重要なポイント

  • 床やカーペットなどをクンクンしたり、ウロウロ、ソワソワしている
  • 寝起き、食べたあとや水を飲んだあとはサインがでやすい
  • 上手にできたら、ホメてあげよう

寝起きや食べたあと、水を飲んだあとにサインはでやすいので、そのような仕草が見られたらトイレに連れていきましょう。

トイレを上手にできたら忘れずにしっかりホメてあげて下さいね。

一度トイレで用を足すようになれば、早くて1回、遅くても1週間以内には覚えてくれますよ。

すでにトイレをするのに気に入っている場所(もの)がある

猫は自分が気に入った場所を見つけると同じところでばかり粗相することがあります。

そんなときは、その場所がもう猫にとってトイレだと認識されている可能性があります。

なので、もし子猫が気に入った場所に置けるのであれば、そこにトイレを設置してあげてみてください。
トイレを失敗する原因が他にないなら、ちゃんとそこでするようになるでしょう。

子猫の気に入った場所にトイレを置けないときは、その近くに置けそうな場所があるか探してみてください。

猫のトイレには、ニオイがついた砂を猫砂に少しでいいので混ぜておいてくださいね。

トイレされたくない場所にニオイが残っていると、新しいトイレの場所を覚えにくくなるのでニオイが残らないようキレイに掃除しておきましょう。

カーペットや布団などに粗相された場合もとても困りますよね。

カンタンに洗濯もできない、完璧にキレイにしたつもりでも猫は鼻がいいのでニオイが残っているかもしれないし、そもそもトイレ砂の上でするより快適だと思われてしまったらなかなかクセは治りません。

我が家の場合は、今の愛猫が何度か粗相したカーペットは廃棄し、代わりにクッション性のあるフローリングに変更、お布団の下には人間用の防水シートを敷いて完全防御。

踏んだときの感触がすっかり変わってしまったからなのか、今では防水シートを敷いていなくても全く粗相しなくなりました。

トイレの数も単独飼いなのに、全部で3ヶ所(笑)
ちなみに、カーペットは他の部屋にもありますが今のところ無事です。

ほかに同居しているペットがいる

もし、ほかにも同居しているペットがいるなら落ち着いてできない場所にトイレがあるか、または同じトイレを共有しているなら、違う子のトイレのニオイのせいで粗相する可能性もあります。

基本的に猫は個別のトイレが必要と言われていますのでトイレを増やすことも考えましょう。

そして、猫が落ち着けない環境であるとしたら、隠れられる場所など猫が安心できる居場所を作ってあげてください。

猫はもともと単独で行動する生き物なので、多頭飼いによるストレスで粗相している可能性もあります。
その場合は、最善の方法も試しながら少しでも遊ぶ時間を作ってあげたり同居しているペット同士が仲良くなれるまで気長に待つなど温かく見守ってあげてください。

平等にかわいがるのも難しいかもしれませんが、なるべく差がでないように配慮を。

コミュニケーション不足

猫は普段の生活の中で、あまり相手をされていなかったりすると、コミュニケーション不足になり寂しさからワザとイタズラをして困らせることがあります。

怒らせたり意地悪するつもりはないにゃ
ただ、もう少しかまってほしいにゃ

猫はあまり寂しがらないとか、ほっといて大丈夫とか言われていますが、決してそんなことはありません。

自分から甘えたりできなくて寂しいのをガマンする子、もうちょっと遊んでほしい、と思ってスリスリしにいくけど相手にされず諦めて寝る子。

粗相するのは気持ちを分かってほしい、という訴えの場合もあります。

どうかトイレに失敗しても「悪い子」「ダメな子」など叱ったりせずに、猫とコミュニケーションが取れているか振り返ってみてください。

もし少なかったな…と感じたら、猫が嫌がらない程度に日頃から遊んだり優しく声をかけたり撫でたりコミュニケーションを取ってあげてください。

優しくて、一緒に遊んでくれる飼い主さん、
この世で一番大好きにゃ

寂しさ、不満が解消されたら、気持ちもおさまり粗相が改善する可能性が十分にあります。

ストレスがたまっている

猫がなかなかトイレを覚えてくれないことにストレスが関わっている場合があります。

  • 急な環境の変化がありましたか?
  • 普段から猫に叱ることはありますか?
  • ほかに同居しているペットはいますか?
  • 環境は猫を飼うのに適していますか?

もし、上記にひとつでも気になることがあったら猫が落ち着けない状況にあるのかもしれません。

猫のストレスは食欲も落ちたり病気の原因になることもあります。

猫にとって、くつろげて安心して過ごせる環境はとても大切なので静かな場所を作ってあげてください。

寝所なら隠れられる場所を手作りしてあげてもいいですし、トイレであれば簡易的な仕切りを作ってもいいでしょう。

心や体になにか原因がある場合も

もし思い当たる原因を解決、もしくはなにも思い当たる節もなく適切に猫を育てているのに、それでも粗相が直らないときは心や体に原因がある可能性もあります。

例えば、猫も高齢になると老化が進むので、以下のように段々できていたことができなくなり粗相に繋がることもあります。

  • トイレに行く回数が増える
  • 足が上がらずトイレの段差が登れない
  • トイレまで間に合わない
  • 目がちゃんと見えていない

愛猫コーナーでも書いていますが、2022年22歳で旅立った愛猫も老化が進むと徐々に粗相が増えていき、歩けなくなってからはオムツで暮らしていました。

もし体調など気になる場合は動物病院で相談してみてくださいね。

子猫のトイレのしつけ方。失敗する原因8つと実体験をもとに対策法をご紹介まとめ

今回は、「子猫のトイレのしつけ方。失敗する原因8つと実体験をもとに対策法をご紹介」について書いてきました。

子猫のトイレの失敗、考えられる8つの原因
  • トイレの置き場所に問題がある
  • トイレが気に入らない(猫砂の質やニオイ、高さ、汚れ)
  • トイレのサインを見逃している
  • すでに用を足すのに気に入っている場所(もの)がある
  • ほかに同居しているペットがいる
  • コミュニケーション不足
  • ストレスがたまっている
  • 心や体になにか原因がある場合も
ポイント

子猫のトイレ問題が無事に解決して、幸せで楽しい愛猫との生活がおくれるよう祈っています。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

それではまた。

SAKURA🌸🍃

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