こんにちは、SAKURA🌸🍃(@sakura_blog01)です。
この愛猫コーナーでは、我が家と同じように高齢の猫ちゃんを飼っていて「健康面ってどうなの?」と不安を感じているかたに向けて現在の状況などをお伝えしています。
今回は、あまり良くない報告になってしまいますが2021年11月の状況について書きたいと思います。
結論から言うと、口周りの急な腫れ(唇の壊死)、目やにで動物病院で血液検査を受けたところ腎臓病(腎不全)ステージ3と判明。
11月から皮下輸液のため通院しています。
11月の愛猫のおもな状況まとめ
(一部、10月の状況とあまり変わらない部分もあります。詳しくは、【愛猫21歳。生活記録(2021年10月)老化の進行と介護】をご覧ください。)
- 食欲のムラ
- 体重減少(現在2.6kg前後)
- 涙目で目やにが増えた
- 口の周りが急に腫れる
- 血液検査の結果、腎臓病(腎不全)ステージ3と判明
- まる一ヶ月、おなかを下している
- 立てない、歩けなくなった
- ほとんど鳴かなくなった
- おそらく目はほとんど見えていない
11月下旬には、脱水症状と低体温で衰弱して今日持つかどうか…という危険な状態に。
ですが、動物病院の先生も感心するほどの頑張りでなんとか持ち直してくれました。
猫の介護や闘病生活を送られているかたにとって不安や心配事は多いと思います。
この愛猫コーナーが記録として残ることで同じような境遇のかたや、いつか同じ境遇のかたが現れたとき、なにかのお役に立てれば光栄です。
愛猫21歳。生活記録(2021年11月)体調に異変…通院開始
冒頭でもお伝えした通り、11月は愛猫みゅうちゃんの通院が始まりました。
久しぶりに元気に歩き回る姿が見れて喜んだのもつかの間。
11月下旬には危険な状態になったり、立てないので歩くこともできなくなり、まさに一進一退、一喜一憂の1ヶ月でした。
11月、愛猫みゅうちゃんの身に起きた出来事をまとめて表にしました。
下記は11月、愛猫みゅうちゃんの身に起きたおもな出来事です。
日付 | おもな出来事 |
---|---|
10月30日(土) | 顔の歪み、特に上唇の腫れに気付く。 口から前とは違う異臭がする。 |
10月31日(日) | 片側の上唇が少し黒ずんできた。 |
11月1日(月) | 上唇の黒シミが大きくなる。 口からの異臭が増してきた。 片方の目に目やにが一気に増える。 動物病院で診察。 唇は壊死しているとのこと。 麻酔をして細胞を取る検査は高齢のため行えない。 レントゲン、血液検査をする。 血液検査の結果、BUN(血中尿素窒素)、CRE(クレアチニン)の数値が高く腎臓病(ステージ3)と診断。 抗生物質、痛み止めも併せて皮下輸液をする。 目薬と抗生物質を処方してもらう。 |
11月2日(火) | 体がラクになって嬉しいのか元気に歩き回る。 足取り軽く歩いている姿は久しぶりに見た。 ここ最近よく涙目で目やにもあったが目薬が効いてすっかりキレイな目に。 目薬もイヤがらず、お薬を混ぜたご飯もなんなくクリアでありがたい。 |
11月10日(水) | 食欲もあり歩けるが、また前のようによろけたりコケるのが増えてきた。 夜だけオムツをしていたが危ないので24時間オムツに切り替える。 |
11月14日(日) | 動物病院の先生が言った通り、約2週間ほどで唇の壊死は徐々に固まり、ポロッと取れた。 完治したのかはまだ不明。 ただ口からの異臭もほぼなくなった。 1日に病院に行ってから食欲も戻って元気になり嬉しそうにガツガツ食べる。 |
11月20日(土) | 動物病院で再診察。 1日から下痢が続いていることも報告。 唇の壊死は膿むこともなくキレイに取れているが念のため抗生物質、下痢止めも併せて皮下輸液を受ける。 「皮下輸液は猫自身の体がラクになるので定期的に受けたほうが良いが食欲があるなら、またなにかあれば来てください」とのこと。 また、「腎臓が悪いので暖かくして、とにかく脱水症状を防ぐために水分をしっかり摂るように」と。 これから寒くなるので通院にならなくて良かったとひと安心。 |
11月21日(日) | 足腰が弱ってるので留守にするのが不安なこともあり愛猫みゅうちゃんも一緒に車でお出かけ。 新鮮な外の景色に興味津々な姿がかわいい。 |
11月26日(金) | 今日も愛猫みゅうちゃんと一緒に車でお出かけ。 あまり立てず歩けないが、大きくなってから外の景色をほぼ見ずに来たので少しでも外の景色を見せておいてあげたい。 |
11月27日(土) | 愛猫みゅうちゃんが急変。 体温が低い気がするし元気もない。 お腹を下したこともほとんどなかったのに、1日に病院に行ってからずっと下痢が治らないのも気になる。 動物病院で診察。 体重減少、脱水症状もヒドく、体温も35℃台しかない。 今日持つかどうかギリギリの状態だと言われる。 皮下輸液をしてもらう。 |
11月28日(日) | 少し回復。動物病院で診察。 体温︰36℃台、体重︰2.3kg。 皮下輸液をしてもらう。 |
11月30日(火) | さらに少し回復。動物病院で診察。 体温:37.8℃、体重︰2.5kg 皮下輸液をしてもらう。 ほぼ平熱に戻り食欲も復活して、よく食べ、水もよく飲む。 |
ここからは、11月に愛猫に起きた出来事や状況を書いていきたいと思います。
口周りの急な腫れ。(唇の壊死)
10月30日(土)、いつもどおり愛猫にご飯をあげているとき顔の左右がおかしいことに気づきました。
スプーンであげているので気のせいではなく間違いなく顔、特に口(ヒゲ)の周りが腫れて歪んでいる。
最近、よく歩いているときによろけてコケていたので最初はどこかにぶつけて腫れているのか、もしくは虫歯かなと…。
でも、10月31日(日)には片方のヒゲ周りが黒くなっていき、もしかしたら虫歯が炎症を起こして内出血してるのかもしれないと11月1日(月)、目やにで目が覆われていたこともあり動物病院へ。
動物病院で診てもらうと口周りの腫れ、黒くなっているのは、なんと壊死でした。
先生いわく「壊死を詳しく調べるためには麻酔をして細胞を取る必要があるが、猫の年齢を考えると高齢のため細胞を取り検査することは難しく扁平上皮ガン(へんぺいじょうひがん)の可能性もある」と。
ネットで扁平上皮ガンのことは多少、調べていて気になっていましたがショックが大きかったです。
とりあえず、この日はレントゲン検査、血液検査をして、もしかしたら扁平上皮ガンかもしれないけど、壊死の部分はいずれポロッと取れることと、まずは痛み止めと抗生物質を併せた皮下輸液と内服薬で2週間様子を診ることに。
- 痛み止め(メタカム)、抗生物質(コンベニア)︰(注射)
- 抗生物質(ダラシン)︰(内服薬)
結果、2週間を待たずして壊死した部分は先生の言う通り本当に膿まずにポロッと取れて、今、思えばこの2週間が愛猫の歩き回る姿やガツガツごはんを食べる姿が見れて幸せなときでした。
動物病院での血液検査の結果、腎臓病(腎不全ステージ3)
血液検査の結果で、もうひとつショックだったのは腎臓病(腎不全ステージ3)という診断結果。
初めて小学生の時に飼い始めた猫も11歳で腎臓を患い、最後は動物病院に入院中に亡くなったので「またこの病気か…」と。
初めて飼い始めた猫も、愛猫みゅうちゃんも同じハチワレ猫で、思うところがあった分、余計に。
検査結果の写真の通り、血液検査の結果BUNとCREが高い状態です。
BUN(血中尿素窒素) (参考値︰17.6〜32.8) | CRE(クレアチニン) (参考値︰0.90〜2.10) |
---|---|
113.6 | 3.11 |
でも、
- 腎臓の健康維持に気をつけた食事
- 人間の食べ物はほぼ与えない
- おやつもめったにあげない
と、猫は腎臓病にかかりやすいと気をつけていても、一度悪くなった腎臓は回復できないので少しでも進行を遅らせるよう上手く付き合っていくしかないんですよね。
今だから思う愛猫の腎臓病の予兆
高齢猫を飼っているかたにとって、病気への心配は尽きないですよね。
我が家の愛猫もそうですが、年を取ると他の病気と併発してしまうこともあるし…
今回、愛猫みゅうちゃんが腎臓病だと診断されて、ささいなことでも、「あれ?」と思うことがあれば早め早めに動物病院で診てもらったほうがいいと痛感しました。
なぜなら、やはりペットの異変にいち早く気がついてあげられるのは飼い主しかいないからです。
とはいえ、【唇の腫れ(壊死)】という目に見えて分かる異変がなければ、病院で診てもらうのはもう少し遅かった可能性もあります。
そこで、ここでは【今だから思う愛猫の腎臓病の予兆】について書きたいと思います。
腎臓病は高齢の猫がかかりやすいとは言われていますが、猫は7歳から老化が始まります。
思い当たる節があるかたは参考にしてくださいね。
- 体重が少し軽くなった気がする
- 水を飲む回数が多い
- 水を飲んでいる時間が長い
- おしっこに行く回数、量が多い
- おしっこのニオイが薄くなった
- 食欲にムラがある
今、思うとどれも大事な異変でした。
腎臓病はステージ3ぐらいになって猫の食欲不振が始まると、ようやく異変に気づく飼い主さんが多いと言われています。
早く気づけば気づけるほど、食事やお水の量など気をつけることができるので、ぜひ愛猫ちゃんの様子を観察してみてくださいね。
愛猫21歳。生活記録(2021年11月)体調に異変…通院開始まとめ
今回は、【愛猫21歳。生活記録(2021年11月)体調に異変…通院開始】について書いてきました。
愛猫ももう21歳。
これまで通院歴がないのが奇跡なほど、元気に健康に過ごしてきてくれました。
腎臓病だけでなく、口の中の病気もあるけど年齢的なことを考えると積極的治療はできないのが現実。
それでも、愛猫の「生きよう」と懸命な姿に感動し、自分にできることを最後までやっていこうと思っています。
それではまた。
SAKURA🌸🍃