保護猫エピソード「第2話」港で出会った野良猫を家猫に迎えるまで。母になったキジトラ猫を襲った最大のピンチ。奇跡の生還。

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こんにちは、SAKURA🌸🍃(@sakura_blog01)です。

前回から始まった、愛猫そらちゃんの保護猫エピソード。

我が家では、2023年2月上旬に港で出会った生後約8ヶ月(推定)ぐらいの一匹のシャムトラの野良子猫「そらちゃん」を保護して家族に迎えました。

あっという間に月日が過ぎ、そらちゃんは2025年6月で約3歳になりますが、保護に至るまでには母猫であるキジトラの野良猫「うみちゃん」の存在が大きく関係していました。

今回の第2話では、私の意識を変えた出来事の1つ、母になったキジトラ猫「うみちゃん」を襲った最大のピンチ、そして奇跡の生還に焦点を絞って話していきたいと思います。

目次

猫が海にダイブ⁉お腹を空かせたキジトラの母猫、最大のピンチ

ある日、またその港へ釣りに行くと、いつものキジトラ猫ちゃん(うみちゃん)の姿を発見。

周りに釣り人はいたものの、ほとんど魚をもらっていなかったのか、だいぶお腹が空いている様子で、釣り人の後ろを歩いては立ち止まり様子見。

それを繰り返しながら歩いていました。

しばらくすると数匹、釣っていた私たち夫婦の後ろで立ち止まり、食い気味に近づいてきては魚の入った水くみバケツに手を入れようとしたり興味津々。

でも、その時釣っていた魚はカサゴなど毒がある魚だったり骨の硬い魚だったりしたので、うみちゃんにあげることができずにいました。

そして、しばらくすると私たち夫婦に魚が釣れたのですが、うみちゃんが釣り竿に飛びかかろうとしたため「危ない!」と咄嗟に竿を避けると、まるでムササビのような姿のまま、うみちゃんが海にダイブ。

うみちゃんがビックリした表情をしながら、すぐ岸壁まで泳いできて、少しよじ登ってきたものの、そこから動けず、まん丸な目で私たち夫婦を見つめてきました。

きっと助けてほしかったに決まってます。分かっていても私たち夫婦も周りの釣り人もタモがなく、水くみバケツになんとかしがみついてくれたら…と準備してる間に再び「ドボン!」と音が…。

釣りどころではなくなり、うみちゃんの姿をあちこち探しましたがどこにも見当たらない。

猫が大好きなのに何もしてあげられなかった自分。

なんともいえない気持ちのまま、海を目の前に時間だけが無情に過ぎていきました…。

危機一髪!!母は強し?キジトラ猫が奇跡の生還

しばらく時間が経つと、ある男性が私たち夫婦に話しかけてきてくれました。

なんと、海にダイブしたうみちゃんが全身、びしょ濡れだけど無事に現れて、今、奥さまと一緒にいると言うのです。

慌てて見に行くと、紛れもなくうみちゃんの姿がそこにありました。

全身が濡れていること以外は見た感じ、怪我などしていなさそうで少し安心しましたが、もともと触ることすらできていなかったので捕まえて体を拭いてあげることもできません。

どうやって上がってこれたのかは不明ですが、その夫婦のかたとしばらく「本当に助かって良かった」と話していると、うみちゃんは海水で濡れた体をグルーミングしていましたが、まるで無事だと言うことを伝えにきただけで満足したかのように、少しするとどこかへ去っていきました。

募る心配、なにもできなかった罪悪感。芽生え始めたキジトラ猫への特別な思い

うみちゃんを襲ったハプニングのあと、無事だったのは良かったけど私の心は複雑でした。

その後、海水まみれになっていたし体は大丈夫なのか、お腹を空かせていないか、また海にダイブしたら…という心配や、何にもしてあげられなかった…という罪悪感。

一方、別の日に港に行くと何事もなかったかのように元気なうみちゃんがいて、釣り人からの魚待ち。

しかも、海に落ちたにも関わらず、他の釣り人のすぐそばで今にも海に落ちそうなスレスレの場所で座っていたり。

前と少し変わったのは釣り人から魚をもらっては自分が食べたりもするけど、暑い中、せっせと1日何往復と魚を咥えたままどこかへ持って行くこと。

こんな暑いのに、わざわざ道路を渡ってまで(車はあまり通らない道)どこへ持って行っているんだろう?
そのときは、その意味が分からず、小さな体で暑い中、何往復もしている姿がなぜなのか不思議に思う反面、健気に見えたのでした。

その後、また港へ行ったとき、初めて愛猫そらちゃんと出会い、うみちゃんは愛娘そらちゃんのために魚をせっせと運んでいたのだと知ったのでした…。

そんな中、22年という時間を共に過ごした愛猫みゅうちゃんが2022年8月25日、私たち夫婦に看取られながら旅立っていきました。

最後の約8ヶ月間ぐらいは寝たきりになっていましたが、亡くなる日までシリンジでのご飯を食欲もほぼないのに食べてくれたり病院での点滴や注射も頑張ってくれて本当に優しい子でした。

保護猫エピソード「第2話」港で出会った野良猫を家猫に迎えるまで。母になったキジトラ猫を襲った最大のピンチ。奇跡の生還。 まとめ

今回は、保護猫エピソード「第2話」港で出会った野良猫を家猫に迎えるまで。母になったキジトラ猫を襲った最大のピンチ。奇跡の生還ということで、うみちゃんを襲ったピンチ、奇跡の生還に焦点を絞って書いてきました。

その後、その港へ訪れたとき、のちに愛猫となるそらちゃんを初めて発見!

それは第3話で話したいと思いますので良かったらまた読みにきてくださいね。

ここまで読んでくださりありがとうございました。

ではまた。
SAKURA🌸🍃

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