こんにちは、SAKURA🌸🍃(@sakura_blog01)です。
秋は、一年の中で最も忙しいとも楽しいともいえるガーデニングシーズン真っ只中。
店頭でも色とりどりのたくさんの草花などが並んで、本格的な真冬が来るまえに夏のダメージを受けた花たちを片付けたり、植え替える方も多いと思います。
クリスマスプレゼントに花を選ぶ方もいるでしょう。
けれど、犬や猫にとって毒性があると言われている植物は、実に700種類以上あります。
その中には、クリスマスローズも含まれていますが猫や犬だけでなく人に対しての毒性もあります。
今回は、秋冬の定番の植物の中から、【クリスマスローズ】の毒性について掘り下げたいと思いますので参考にしてくださいね。
クリスマスシーズンに人気のポインセチア、シクラメンにも猫や犬にとって毒性があると言われています。
気になるかたは下記の記事も併せて参考にしてくださいね。
\私も参考にしたいます。カラー、写真付きで見やすい/
キンポウゲ科の有毒な園芸植物
キンポウゲ科の植物で、クリスマスローズ以外に毒性がある園芸植物は、シュウメイギク、オダマキ、ラナンキュラス、フクジュソウなどなど。
クリスマスローズとは?
クリスマスローズは、毎年、花を咲かせる常緑多年草です。
耐寒性が強く、鉢植えでも地植えでも日陰でも育ち、初心者の方にも育てやすい花です。
多くの品種が春頃に花を咲かせますが、クリスマスローズは1~3月の寒い冬場に花を咲かせ、花の色の種類も豊富なので人気があります。
クリスマスローズの毒性成分と毒性部位
学名のヘレブロス・ニゲラは、黒い死の植物と言う意味があり、クリスマスロースには、その名前や人気度からは想像できない毒性があります。
- 有毒成分:ヘレブリン、サポニン、プロトアネモニン、ラナンキュリン
クリスマスロースには、猛毒成分が含まれており、ヘレブリンには心臓の動きを収縮させる力があると言われています。
- 毒の部位:全ての部分に毒がある。(特に根)
クリスマスローズにおける人の中毒症状
嘔吐、腹痛、下痢、けいれん、呼吸困難、めまい、心拍数の低下、心停止などを引き起こす。
また、茎や葉の汁が皮膚にふれると、かぶれたり炎症を起こしたり腫れたり皮膚病を発症させる場合があります。
手入れの際には、手が荒れるのを防ぐためにも必ず手袋をしましょう。
また、子どもが触る場合にも注意してくださいね。
クリスマスローズにおける猫や犬の中毒症状
嘔吐、腹痛、下痢、胃炎、血圧低下、けいれん、血圧低下、死に至る場合もある。
もし猫、犬がクリスマスローズを食べてしまったら
体の異変や嘔吐、下痢などの症状があった場合、また症状はなくても摂取量が多かったり、心配な場合でも早めに動物病院で診てもらってください。
早ければ早いほど重症化するのを防ぐことができます。
また、その時は速やかに治療ができるよう、いつ、どれぐらい食べたのか獣医師さんに伝えてください。
大切なペットを守るための工夫、対策を
花を飾ったり植えたり育てることは、花が好きなかたにとってとても楽しみなことです。
ですが、そのせいで大切なペットを苦しませてしまうかも知れません。
花や葉っぱをかじったり食べるのが好きな猫や犬もいるでしょうし、花で遊んでるうちにパクっと食べてしまう可能性もあります。
飼い主さんが守るしかないので、安全な植物を調べてから飾るか、または家の中に植物は置かないなど対策をしていきたいですね。
もし、どうしても花を置くのなら絶対ペットが入ることのない部屋に置く、ガーデニングなら近くに寄りつけないなどの工夫をしましょう。
他の危険なものも紹介しています。
最後に
今回は猫や犬、人にも有毒な園芸植物クリスマスローズについて紹介してきました。
まだまだ有毒な園芸植物はたくさんあり、毒の症状の出方には、植物の種類や、毒の強さ、個体差、摂取量などにもよるかと思いますが命の危険があるものもあります。
正しい知識を身につけて、ペットとの生活も、お花との生活も楽しんでいきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。
SAKURA🌸🍃
\秋冬定番のあの植物にも毒?! 気になる症状は?/