こんにちは、SAKURA🌸🍃です。
今回は、数多くある有毒な園芸植物の中から、クリスマスの定番でガーデニングでも人気のお花、ポインセチアが属しているユーフォルビアの毒性についてご紹介したいと思います。
ポインセチアは可愛い色のものが多いですし、その他のユーフォルビアに属している植物にも、たくさん魅力的な草木や多肉植物があるのでお好きな方も多いと思います。
お家に飾っている方、飾ろうと思っていた方は、ユーフォルビアがもつ毒性について参考にしてくださいね。
ポインセチアが属しているトウダイグサ科とは
トウダイグサ科は、とても大きな科で約300属、7500種以上もの植物があります。
可愛い植物から、大きな木、どこにでも生えていそうなものや、ユニークな形をしたものなど多種多様で、トウダイグサ科の中には、ポインセチアが属するユーフォルビア以外にも、約450〜500種の植物を含むエノキグサ属などがあります。
エノキグサ属には、よく知られる園芸植物のアカリファ(有名なものに、猫じゃらしのような姿が可愛い赤色のキャットテール)があります。
アカリファにも
毒性があるので
要注意だよ〜
ポインセチアも属するトウダイグサ属(ユーフォルビア)
トウダイグサ科の中でも、ポインセチアが属するトウダイグサ属は学名で【ユーフォルビア】と呼ばれ、全世界で約2000種類近くも広く分布されていて、一年草、多年草、宿根草、多肉植物、低木と様々な植物が多数あります。
例えば、ユーフォルビアの見た目がサボテンに似た多肉植物だけでも、実に500〜1000種あるといわれています。
下記にご紹介する植物は、ユーフォルビアに属している植物の一例です。
- ユーフォルビア・カラアキス
- ユーフォルビア・ラクテア
- ダイヤモンドフロスト
- 白雪姫
- ハナキリン
- ダイヤモンドフロスト
- ショウジョウソウ
- ミルクブッシュ
トウダイグサ属(ユーフォルビア)の毒性の特徴
ポインセチア
ポインセチアは、毎年クリスマス前から、お花屋さんや園芸ショップでも多く販売されている冬定番のお花。
色も定番の赤、ピンク、白以外にもバリエーションがあり、冬によく見かけるので冬の植物と思われがちですが、実はメキシコ原産の熱帯植物で寒さに弱く、本来は高さが3メートルほどになる低木植物です。
- 有毒成分:ホルボールエステル類
- 毒の部位:全ての部分に毒がある。特に、樹液にジテルペンエステルのホルボールエステル類などを含みます。
- ホルボールエステル類には、発がん作用があります。
- 症状:白色の乳液が肌につくと、皮膚炎を引き起こし、目に入った場合は強い痛みが起こります。
- 誤って口にした場合は、吐き気、嘔吐、下痢などを引き起こすことがあります。
毒性に違いはあるようですが、ユーフォルビアは葉や茎を切ると白い乳液をだし、その毒性成分により肌がかぶれたり、目に入ると激しい痛みや、まぶたの腫れなど、とても危険なものもあります。
こういった植物を触るときは
うっかりしてしまいがちですが
必ず手袋をして身を守ってくださいね。
また、道ばたの草木を、むやみに引っこ抜こうとしたり、口にいれないこと。
園芸中に手についてしまったときは、しっかり洗い流したり、小さいお子さんや、ベットがいるご家庭でも十分お取り扱いにはご注意くださいね。
また、万が一、食べてしまった場合も体調に異変が出た場合は、すぐに病院で診てもらいましょう。
中毒から身を守るための3つの約束
- 毒性の強い植物は家の中に置かない。もしくはしっかり管理。
- 植物を触ったらキチンと手洗いを心がける。
- 決して素人判断で大丈夫だろうと思わずに病院で診てもらうこと。
最後に
今回は、ポインセチアを含めユーフォルビアに属している植物について紹介してきました。
今回で4回目となる有毒な園芸植物の紹介コーナーですが、まだたくさんあるので、また書いていきたいと思います。
毒の症状の出方には、植物が持つ毒の強さ、個体差、摂取量などにもよるかと思いますが、くれぐれも取り扱いにはご注意くださいね。
正しい知識を身につけて、ペットとの生活も、お花との生活も楽しんでいきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
ではまた。
SAKURA🌸🍃