保護猫エピソード「第6話(最終話)」港で出会った野良猫を家猫に迎えるまで。姿を消し、行方不明になった野良子猫。そして遂に保護、現在

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こんにちは、SAKURA🌸🍃(@sakura_blog01)です。

我が家では2023年、2月、ちょくちょく釣りに行っていた港で出会った元野良子猫「そらちゃん」をお迎えしました。

前回の「第5話」では、《野良猫親子と距離が縮む中、芽生えた苦悩、悲しい別れと夫婦の決断。》ということで、私の中に芽生えた苦悩や母猫うみちゃんの悲しい旅立ち、そらちゃんを家猫に迎えようと決断したところまで書いてきました。

今回の第6話(最終話)では、姿を消したそらちゃん、そして遂に保護…ということで書いていきたいと思いますが保護猫エピソード「港で出会った野良猫を家猫に迎えるまで」もいよいよラストです。

現在の様子も最後に少し紹介しますのでぜひ最後まで読んでくださいね。

目次

保護を決意したものの姿を消し、行方不明になった野良子猫

母猫の旅立ちや、いろんな苦悩を乗り越え、そらちゃんを保護すると決意した私たち夫婦。

最後にそらちゃんに会ったのは2022年12/30。

それから数日後、はやる気持ちを抑えてそらちゃんを迎えにペット用キャリーケースやご飯などを持って港へ。

大寒波がくると連日、天気予報で言っていたのでそれよりも前に保護したかったのですが、とうとうこの日そらちゃんが港に姿を現すことはありませんでした。

そして年が明けた2023年1月、何度か港へ足を運び、一向に姿を見せないそらちゃんの身になにかあったのでは、と港周辺を探したみたり情報サイトを見たりしましたがどこにも手がかりがない。

時間を変えて、いつもより早めに港へ行って待ってみても、人気もない、猫の姿も一切ない、うみちゃんやそらちゃんと共に過ごした残像だけが脳裏に浮かんでは消え…

2022年8月に旅立った愛猫みゅうちゃんに家で手を合わせながら、そらちゃんの母猫うみちゃんの冥福もともに祈り、そらちゃんの無事を願う日々が続きました。

野良子猫が行方不明になってから約1ヶ月後、港で奇跡の再会

「もしかしたら、またひょっこり港に姿を現すかも知れない」

そんななんの根拠もない願いを胸に、再び港へ行った2023年2月。

車を駐車する前に主人が「そらちゃんがいる!!」と急に言うので、驚いて見るとチラッと木の前に佇んでいるそらちゃんの姿が目に飛び込んできました。

慌てて車を降り、手にはそらちゃんのご飯を持って「そらちゃん!!」と声をかけながら近づく私。

木の前で佇んでいたそらちゃんは振り返ると「にゃぁ~!」と私の方へ走り寄ってきてくれたのでした。

「どこにいたの?心配したよ、無事で良かった」と声をかける私にスリスリ甘えるそらちゃん。

なにかあったのかと心配していましたが、以前と変わらなく元気そうな姿に安心したものの、こんな日に限ってキャリーケースを持ってきてなかったことを悔やみながら、その日はご飯をあげて、また前と同じように私たち夫婦はそらちゃんと一緒の時間を過ごしたのでした。

野良子猫保護への気持ちを固くした港での出来事

そらちゃんと港で奇跡の再会を果たしたあと、買い物などに行った私たち夫婦。

でも、買い物を済ませて帰る道中、そらちゃんがまだ港にいるのか、もしいるならお腹を空かせているかも知れないと気になって、もう日も落ちてすっかり暗くなっていましたが港へ再度、立ち寄りました。

いつも日が落ちる頃にはどこかへ行ってしまっていたそらちゃんだったから会えるなんて思っていませんでしたが、なんとそらちゃんの姿を発見!!

慌てた様子で人が降りてくるので、何事かと最初、ビックリして逃げようとしたそらちゃんでしたが私が声をかけると足元にすり寄ってきてくれたのでした。

車を止めてきた主人も合流して、車が来ない安全なところまで誘導して、ご飯をあげようと声をかけながら歩き始める私たち夫婦。

私と主人の真ん中で、私たち夫婦の顔を交互に見上げて、鳴きながら一緒に歩いてきてくれるそらちゃん。

時々、歩きながら前足を上げ、頭突きで手にスリスリ甘えてくるその姿に野良猫っぽさは一切なく、私たち夫婦を慕ってくれているのがしみじみ伝わってきます。

でも、この日はキャリーケースを持ってきていなかったため「次は迎えにくるからね」と泣く泣く港を後にしたのですが、車のサイドミラーには私たち夫婦を見送るそらちゃんの姿が。

ちょこんと座ったまま、走り去る私たち夫婦を見送っているそらちゃんが小さく遠ざかっていくのを見て張り裂けそうな思いになりながら次こそ保護すると胸に固く誓ったのでした。

遂に野良子猫そらちゃんを保護、我が家にお迎え

2023年2月保護した帰り車内にて

港で再会したあの日、そらちゃんと並んで一緒に歩いたことや見送ってくれたことは主人にとっても大きかったようで、やっぱり最後はそらちゃん自身が主人の心を動かし、私たち夫婦と縁を結んでくれた。

もしかしたら願いが通じて愛猫みゅうちゃんや、そらちゃんの母猫であるうみちゃんも縁を繋げてくれたのかも。
外での自由な生活は奪ってしまうけど絶対、幸せにしたい…

そらちゃんを迎えるにあたり部屋を片付け、ケージやトイレ、ベッドなどなど準備万端に整えて、数日後の2023年2/5、また港へ足を運んだのでした。

港につくと、すぐにそらちゃん発見!!

キャリーケースに最初、少し警戒していたようでしたが、2回目のトライで成功。

保護した方法は、キャリーケースのフタを2ヶ所とも開いて上からご飯を入れる、そらちゃんが食べるのに集中し始めたら私が上のフタを閉め、前のフタは主人が軽くお尻を押して中に入れるというもの。

抱っこ、あるいは段ボールに入った状態で子猫を連れて帰ったことはありますが、こんな形で野良猫を保護するのは初めてだったので、捕獲器も持ってないし失敗したらどうしよう、という不安や緊張で非常にドキドキしました。

連れて帰る車内で、そらちゃんは最初は不安や緊張、怯え、怒りからか鳴いたり、キャリーケースの中で少し暴れる様子を見せましたが徐々に落ち着いていきました。

そして、自宅に到着し、ケージの中へ。

全然知らないところに、いきなり連れてこられて初めは小さく固まっていましたが、初日から目の前でご飯を食べてくれて一安心。

こうしてようやく、そらちゃんを保護でき新たな生活が始まったのでした。

野良子猫そらちゃん保護初日、3日後、現在まで写真公開

2023年2月に無事にそらちゃんを保護して、再び始まった夫婦2人と一匹の生活。

写真1枚目は保護した日、ケージに入れて間もなく撮ったものです。

初日こそ人見知りならぬ猫見知りしてる様子でしたが、こちらの様子をうかがうようにケージ越しに顔を近づけてくれて、写真2枚目は保護してから3日目に撮ったものです。

保護したのが真冬といえども、保護2日後にはリラックスした様子でヒザの上で寝てくれたり、おもちゃで遊んだり甘えてきてくれたり…

こんなに人慣れが早かったことは嬉しい限りですが、それだけお外での生活が過酷だったり心細かったのかと思うと胸が痛みます。

写真3枚目は、2025年1月に撮った最新のものです。

一緒に暮らし始めて約2年。

家に帰ると「にゃあ~」と迎えてくれること、お世話できること、そばにいてくれること、カリカリを食べる音もすべてが愛おしくて幸せで、本当に保護して良かったです。

2022年、8月に愛猫みゅうちゃんが旅立ってから49日も経たずに突如、現れたそらちゃん。

今思えば、私の一目惚れから始まったのかもですが、愛猫みゅうちゃんや母猫うみちゃんが繋げてくれた縁。

もしかしたら私もねこねこネットワークの策略にすっかりハマってしまってるのかも知れませんが、そらちゃんとの縁を責任と愛情を持って大切にしていきます。

保護猫エピソード「第6話(最終話)」港で出会った野良猫を家猫に迎えるまで。姿を消し、行方不明になった野良子猫。そして遂に保護、現在 まとめ

今回は、保護猫エピソード「第6話(最終話)」港で出会った野良猫を家猫に迎えるまで。姿を消し、行方不明になった野良子猫。そして遂に保護、現在、ということで書いてきました。

最終話までお付き合いしてくださった方、ありがとうございます。

今現在、保護しようかどうか迷っている方や、保護猫を迎えようと思っている方の参考になれば幸いです。

次は、愛猫そらちゃんを保護したあとについて書いていきたいと思います。

ではまた。
SAKURA🌸🍃

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