こんにちは、SAKURA🌸🍃(@sakura_blog01)です。
我が家の猫も高齢になってきたから、オムツを使おうかと思ってるけど、いつから使い始めたらいいのかな?
どんな感じなのか実際に使っている人の感想が知りたいな。
猫は何歳になっても、なんとか自力でトイレに行こうとするので、いつからオムツを使い始めたらいいのか悩みますよね。
完全に寝たきりになってから使うべきなのか、自力でトイレに行こうとしてるのにオムツをしたらかわいそうじゃないか、肌が荒れたりしないか、いろいろ心配、不安な気持ち分かります。
我が家の猫も現在21歳。
(追記:2022年6月現在、愛猫22歳です。)
オムツを使い始めて半年以上経ちましたが、粗相するようになってからオムツをするかどうか、かれこれ約10ヶ月ほど悩んでいました。
でも現在は、あることがキッカケでオムツの使用を開始。
そのキッカケは、愛猫が起き上がれず寝たまま排泄する姿を見たときでした。
結論から言うと、完全に寝たきりでなくても足腰が弱っていて粗相するなら、まずは夜、寝る前にオムツを使ってみるだけでも猫にも飼い主さんにも負担が減りますし衛生的にも快適ですよ。
最初は、夜だけオムツを使い始めましたが少なくても朝の時間に多少のゆとりができ、完全寝たきりになった今は、オムツは欠かせない必需品になりました。
我が家の愛猫コーナーでは高齢の愛猫との生活をいろいろと書いてます。
興味のあるかたは覗いてみてくださいね。
では、早速いきましょう。
高齢猫のオムツはいつから使い始める?大きなポイントは3つ
高齢猫にオムツをいつから使い始めるか、判断する大きなポイントは3つあります。
- 視力の低下を感じるとき
- 足腰が弱くなってきたとき
- 粗相が増えてきたとき
これらの傾向が見えてきたら最初は夜だけでもオムツを試してみると良いかも知れません。
なぜなのか、それぞれ解説します。
病気や高齢で完全に介護が必要な猫ちゃんの場合は、猫ちゃんのためにも飼い主さんの負担を減らすためにも早急にオムツを使ってください。
視力の低下を感じるとき
猫はあまり見えていなくても、それなりに行動できるので視力がどれぐらいなのか分かりにくいですよね。
ご参考までに実際に「もしかして、あまり見えてない?」と感じたことをご紹介しますね。
- システムトイレにあちこちから出入りするようになった
- システムトイレの枠の外に粗相することが増えた
- 目の前に障害物があるのに避けなくなった
- 以前なら興味を示していたものが目の前にあっても目で追わない
- こっちを見ているようで焦点が合っていない
- 飲み水の入れ物に何度も足を突っ込む
- 小さな段差に転びそうになる
- 壁伝いに歩く
いかがでしたでしょうか?
あてはまるところが多ければ多いほど、見えているというよりは感覚で動いている可能性があります。
足腰が弱くなってきたとき
猫も高齢になってくると、足腰が弱くなったな…と感じることが増えてきますよね。
たとえば、
- 走らない
- ジャンプしない
- 爪とぎをしない
- 高いところにのぼらない
- 毛づくろいをしない
- 起きようとしてよろける
- 転びそうになる(転ぶ)
視力の低下と比べると、筋力の低下はトイレに時間がかかっていたり、踏ん張る力が弱くなっていたり目に見えて分かることが多いです。
思いあたるフシが多いならトイレに行きたくても思うように体が動かず、その結果として粗相の数が増える、もしくはトイレに行かなくてはいけないとムリをしているかも知れません。
かかりつけの動物病院で医師から聞いた話ですが、高齢になるとほとんどの猫が関節炎を患っているそう。
なので、あちこち痛くて起き上がれないという点もあるのかも。
粗相が増えてきたとき
老化や病気などで視力や筋力が低下してくると、どれだけきちんとトイレで用を足していた猫でも粗相が増えていくことがあります。
トイレまで間に合わない、どこからどこまでがトイレなのか認識できていない、などさまざまな要因はあると思いますが粗相が増えてくると、そのぶん衛生的にも大変ですし、掃除の手間が増えて時間に余裕がなくなることも。
また賃貸の場合、ニオイが染み付いたり、床(フローリングや畳、じゅうたんなど)が変色したりして引っ越すときにハウスクリーニング代を請求される可能性もあります。
我が家は愛猫のトイレスペースを拡大して、犬用のスーパーワイドタイプのトイレシートを使っていました。
自力でトイレに行こうとする高齢猫にオムツはかわいそう?
自力でトイレに行こうとしてる猫にオムツはかわいそう
そう思うかたもいらっしゃると思います。
実際、私もそんなふうに思っていたので体が動けるうちはできるだけ自由にさせてあげようとトイレの場所を拡大したり、あちこちトイレシートを敷きつめたりいろんな方法を試しました。
ですが、
- トイレに行こうとして何度も転ぶ
- なかなか起き上がれず寝たまま排泄する
そんな愛猫の姿を見たとき、転んでケガすることもあるし、オムツをしないのは優しさとは言えないかも知れない、夜だけでも安心して寝かせてあげたいとオムツを始めて今に至ります。
実際に愛猫にオムツを使ってみた感想
高齢猫のオムツ姿はほとんど見る機会がないのではないでしょうか。
ここからは、実際に愛猫にオムツを使ってみてどうだったのか具体的に良かった点やデメリットなどご紹介します。
「猫にオムツってどうなの?」と気になっているかたは参考にしてくださいね。
オムツを使って良かった点、デメリットは?
猫にオムツを使うのはメリットだけでなく、もちろんデメリットもあります。
大きなデメリットとしては、単純に出費がかさむこと、1日に複数回オムツを取り替える必要があるので長時間の外出はできないこと、などいろいろあります。
良かった点、デメリットを以下にまとめました。
愛猫にオムツを使って良かった点
- あちこち掃除する必要がなくなった。
- 一緒に寝れるようになったことで朝方、愛猫が起きてゴソゴソしだしたら、お水を飲ませたりオムツをすぐに取り替えてあげられる。
- 夜中や朝方に目を覚ました愛猫がトイレに行こうとして転んだりする心配が軽減。
- 朝、粗相していないかの心配がなくなった。
- トイレ掃除の軽減。
- 時々、一緒にお出かけできるようになった。
などなど。
オムツを使うデメリット
- オムツを買う負担が増えた。
- オムツを取り替える手間がかかる。
- 時々、横からオシッコが漏れて愛猫の体が汚れる。
- 愛猫を家に置いたまま、長時間の外出はできない。
オムツを使い始めて1番良かった点は、一緒に寝れるようになったこと。
なぜなら、異変や要求があればすぐに気づいてあげられるからです。
夜中に吐くこともあるし、排泄して起こされることもありますが一緒に寝ているからこそ、愛猫にストレスをかけずに迅速な対応ができます。
同じように、ふっと目を覚ましたとき、隣で寝ている愛猫の姿を確認できるだけでも飼い主さんにとっては大きな安心ではないでしょうか。
またオムツをしているので布団をかけて暖かくして寝かせてあげられます。
トイレ掃除の軽減も大きなメリットのひとつ。
そして、一番驚いたのは、ほとんど暴れずに協力的にオムツを付けさせてくれること。
もっとイヤがって暴れるかなーと思っていましたが、声もあげず、ほぼお人形のようにされるがまま。
愛猫にとっても、トイレに行くために痛い思いをして起き上がるのはツラかったのかな。
もう毛づくろいもしないので外そうとすることもありません。
\マナーウェアなら最大12時間、オシッコ4回分/
(我が家も「マナーおむつ」と併用して使用中。約2回で交換しています)
\サイズにご注意ください/
オムツによる肌荒れや汚れはある?
最初は夜だけ使い始めて、今は完全な寝たきり状態なので、もう半年以上、24時間オムツをつけていますが肌荒れはおこしていません。
ゴムもソフトですし、サイズさえ合えば肌荒れは起こしにくいと思います。
あとは、やはり汚れたら早めに取り替えることが重要ですね。
また、汚れに関しては、しょっちゅう洗うのは猫にとって負担になるので猫ちゃんが舐めても安心なボディタオル、水で流さないシャンプーは必需品になります。
\目や口周りも拭ける/
一回、オムツを使うとどこにでも排泄するようになる?
まだ歩ける場合、決まった場所でトイレをしていた猫なら、オムツをしていてもしていなくても結局トイレに行きたくなればトイレまで行こうとします。
我が家の愛猫も初めは、オムツをしたままトイレで排泄することもありました。
なので、どこにでも排泄するようになるということはないですが、オムツをしていたら粗相は減るけど、していなければトイレにたどり着けなかったとき粗相します。
オムツをしたら漏れることはない?
これまでいろんなオムツを試してきましたが、愛猫が痩せてきたこと、角度などによりオシッコが漏れることはあります。
漏れてもいいように、我が家はトイレシートを敷いて対策しています。
硬い便が漏れたことはまだありませんが、オムツは、シッポの穴が空いているのでお腹がゆるいときには注意が必要です。
夜にオムツをつけるときは、できれば排泄後につけるのが一番いいですが、それでもお腹がゆるいときは横から漏れてしまう可能性があります。
高齢猫にオムツをするときの注意点
オムツは寝たきりの猫ちゃんだけでなく視力や筋力の低下でトイレに行きにくくなった猫ちゃんの手助けになりますが注意点もあります。
1番の注意点は、猫にオムツをつけたまま猫だけ残して外出するとき。
飼い主さん、または異変にすぐ気付いてくれる家族が家にいる場合は汚れたら取り替えられるし、様子を見てあげられるので安心ですよね。
でも、猫は家に誰もいなくても、オムツをしていて歩きにくくても強引に歩こうとするので転んだり、ケガをしないか、そこだけは特に注意が必要です。
実際に我が家では、私が仕事から帰宅すると愛猫が血だらけになっていたことがありました。
なんとか立ち上がろうとして、足の爪で自分の足を引っかいていたのです。
動物病院で縫ってもらって、もう傷跡もなく完治していますが、あれ以来、愛猫の足にはくつ下も欠かせなくなりました。
以前は留守中のときが心配で、愛猫がオムツに慣れるまで外出するときはオムツはつけていませんでした。
帰宅後、掃除に大慌てのときもありましたが愛猫の安全が第一ですよね。
高齢猫のオムツはいつから使い始める?実際に使ってみた感想まとめ
今回は、【高齢猫のオムツはいつから使い始める?実際に使ってみた感想】について書いてきました。
猫ちゃんにオムツを使ってみようか悩んでいるかたの参考になりましたら嬉しいです。
それではまた。
SAKURA🌸🍃
お話です。